日々届く迷惑メールのうち、Amazonを騙るものってそれこそ、スパムの王道という印象があります。
なので本当にもう何とも思わず無視してしまえるんですが、先日たまたま本文を見てみたら、これまでには見覚えがなく「なぜそのデザイン?」という新パターンのものがありました。
以前からよく見た気がするパターンの偽Amazonメール
こんな感じのです。
Amazonのロゴを忍ばせてそれっぽくしている感じ。
でも、Amazonで買い物したときとかに送られてくる本物のメールって、こういうロゴとかは一切ない「プレーンテキスト」のメールなんですよね…
クリックさせようとしているリンク先は、お約束どおりのいかにも怪しいドメイン名。
最近見かける新パターンの偽Amazonメール
このデザインパターンのスパムが最近何通も来ています。
なんかこのデザインだと、途端にAmazonぽくは感じないんですよね…
個人的には「マンダリナ・ダック?」という印象でした(マンダリナ・ダック、日本から撤退してしまったようですね)。
けどこれ、Amazonのロゴに含まれるアクセントカラーを使ってみたつもりなのかな…
そしてこちらも、クリックさせようとしているリンク先はいかにも怪しいドメイン名です。
スパムメールの文面から思うこと
こうして時折真面目に(?)スパムメールの本文まで表示して中身を見てみると、気付かされることも色々あります。
日本語がおかしいことが多いですが、そこはさておいて…
共通するポイントは「焦らせよう」とか「プレッシャーをかけよう」とかいう意図が明確なところでしょうね。
次のように匂わせる文面から、そう感じます。
- これまでも繰り返し連絡している
- 間もなく期限を迎える
- サービスを利用できなくなる
裏を返せば、人間、そういうシチュエーションでは判断を誤ったり、確認が疎かになったりするということなんでしょう。
肝に銘じたいものです。