加湿器のシーズン到来

愛用品記録

寒さの本格化とともに空気の乾燥も一気に進み、加湿器が必要な時期になりました。

購入から数年が経過したZOJIRUSHIブランドの加湿器が、今季も我が家で大活躍しています。

使用中の加湿器について

我が家では象印の「EE-DA50」という機種を使用しており、この一台を必要に応じて移動させながら使用しています。

我が家で使用中の加湿器、象印のEE-DA50を正面から見たところ。円筒形のスッキリしたデザイン。
我が家の加湿器、象印のEE-DA50が今季も乾燥対策に大活躍中。

購入してから数年経ちましたが、実はこれが我が家で購入した初めての加湿器でした。

購入の翌年に湿度センサーの動作不良と思われる事象(自動運転中に部屋の湿度80%を超えても加湿が止まらないなど)があり、メーカーに送った結果、無償でセンサー交換となりました。

それ以外は不具合はなく、使い勝手もよく大変満足しています。

加湿器選びの際に検討したこと

衛生的な構造か

加湿器はタンクに水を入れて使用しますが、タンク内や配管などの内部にカビが生えそうなものは嫌。

となると、できる限りシンプルな構造でカビが生えるような余地の少ないものが良いだろうと考えました。

象印の加湿器は、まさに湯沸かしポットのような仕組みになっていて、本体に貯めた水を沸かしてその蒸気で加湿します。

とにかくシンプルな構造なので、カビが生えそうな箇所がないし、壊れにくそうなのも良いと感じました。

国内のホテルに泊まると、水タンクを取り外すような構造の加湿空気清浄機が設置されていることが多いですが、そういったタイプはタンクやその周囲のカバーなんかを破損しそうな気がするんですよね(実際どうかはわかりませんが)。

我が家には以前から空気清浄機はあり、一体型の加湿空気清浄機である必要はなかったこともあり、すんなりとこの象印の加湿器に決めることができました。

加湿性能が十分か

リビングダイニングを十分に加湿できることはもちろん、一度の給水で半日は使えそうなくらいのタンク容量があると良いなと考えました。

一日に何度も給水するのは煩わしいので…

そのようなわけで購入当時、同じタイプの象印の加湿器には貯水容量の違う2機種があったのですが、多めに水を入れられる方の機種を選びました。

現在販売されているのは後継機種に切り替わっていますが、変わらず、満水で3L入るものと、やや多く4L入るものの2タイプが用意されているようです。

収納や設置に困らないか

加湿器を使うのは冬を中心とした数ヶ月なので、オフシーズンはウォークインクローゼット等の収納スペースにしまうつもりでした。

なので、あまり大きくなく移動もさせやすいものだと好都合。

象印の加湿器はまさに湯沸かしポットほどのサイズでハンドル付きなので、持ち運びには本当に便利です。

普段別室に持って行くのにも、シーズンはじめや終わりに出し入れするのも、気軽にできてとても良いです。

真っ白で無駄のないスッキリしたデザインなので、インテリアの面でもあまり気になりません。

本体上部から蒸気が出るため、小さいこどもがいる場合はやけどの危険性などもあって設置場所に注意が必要ですが、我が家は大人だけなので、この点をさほど気にする必要はありませんでした。

実際に使用して感じること

運転中の音

給水後、内部の水が十分に熱される直前あたりのタイミングでは、やや盛大な沸騰音がします。

また加湿中は沸騰が続いているので、シューというか、サワサワとでもいうか、そんなような音がずっと聞こえてきます(加湿の程度によって違いあり)。

いずれも機械的な音ではなく、私はそれほど耳障りには感じません。

給排水のしやすさ

タンク取り外し式ではなく本体に直接給水するタイプなので、給水が必要な場合は本体を水道付近まで持って行きます。

タンクだけ持って行くよりは重いですが、ハンドルで提げていける上に、見た目の大きさの割に軽いので、運ぶことについて負担は感じません。

我が家では、キッチンに運んで、シャワー水栓のホースを延ばして給水しています。

給水後は当然それなりに重くなりますが、ハンドルで提げて運べるので特に問題ないです。

また、給水時に残っている水は捨てますが(そうしないとカルキがつきやすくなるので)、その場合は、上部の蓋をはずして本体ごと傾けて捨てます。

この動作に関しては、小柄だったり腕力が弱っていたり、肩や腕を痛めているような時だと、少し危ないかも知れません。

そんな場合は、給排水を浴室の洗い場で行う(低い位置なら、倒したり落としたりする危険も少ないはず)ようにすれば、問題ないように思います。

手入れのしやすさ

蒸気が出る上面の蓋部分にほこりが入ったりしますが、簡単に外して掃除できます。

EE-DA50を前方やや上から見たところ。上面の蓋の後ろ半分にメッシュ状のカバーがあり、その下から水蒸気が出てくる
蓋の後ろ半分の、メッシュ状になっているカバー部分は簡単に取り外せるので、ホコリなどの汚れは簡単に取り除けます

あとは内部のタンク部分にはどうしてもカルキがこびりつくので、定期的にクエン酸でのポット洗浄が必要です。

その他の箇所は汚れがたまるような構造ではないので、手入れはとても簡単だと感じます。

加湿性能

冬場の乾燥がひどい時期、朝のリビングは20%前後まで湿度が下がってしまうことがあるのですが、加湿器を稼働すれば40%台以上を維持できます。

ちなみに象印のこのタイプの加湿器は構造上、加湿すると少々の熱も発するわけですが、それだけで部屋が暖まるほどのものではありません。

ただし温度計を見ると、稼働前より1度くらいは室温が上がっている感じです。

・・・・・・

もし将来この加湿器が壊れたりしたら、また象印で同じタイプの加湿器を選ぶだろうなと思います。

最近の後継機種では真っ白だけでなく、モダンな印象のグレーも出たりしているようですが、我が家では次もやっぱり白がいいかな。

このタイプの加湿器、ずっと変わらずに販売され続けて欲しいです。

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