Google Pixcel WatchでSuicaを使用するため色々確認

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楽しみにしていたGoogle Pixcel Watchをせっかく手に入れたからには、SuicaもGoogle Pixcel Watchでサクッと使えるようにしたい。

なにせ、公共交通機関の乗車時はもちろん、最近は日々の買い物にもスマホのモバイルSuicaをメインに使っているので…

でも、Google Pixcel Watchで使えるSuicaっていうのは、これまでスマホで使ってきたSuicaと別のものとしてそれぞれ維持する形になるのか、ひとつのアカウントに統合されつつ両方で決済できるとか逆に一方に絞って使う形になるのか、一体どうなのか…?

使い始めてから訳が分からなくならないよう、設定前にGoogle Pixcel WatchでSuicaを使う場合の、そのSuicaカードってどういうことになるの?という”世界観”を確認しました。

ところでこれまでのSuica使用形態は…?

Google Pixcel WatchでSuicaを使い始めるための情報、調べたら色々面倒な感じだったので、一旦それを忘れて思い出話、いってみます。

一番最初にSuicaを使い始めたのはそれこそ、JR東日本がSuicaサービスを開始したばかりの頃で、時期は詳しく覚えていないながらも「サービス開始記念の特別デザインのカードを駅で買った」のはよく覚えていますし、そのカードを今も持っています。

なので、このカードを手がかりにネットの過去の記事を調べたら、2001年11月のことだったようです。

当時は、都度駅の券売機等で現金をチャージする必要があったし、買い物には使えませんでした(今思うとかなり不便だけれど、当時はそれでもかなり便利に感じていました)。

その後、Suicaは交通機関の乗車だけでなく買い物にも使えるようになりましたが、以前からのカードは買い物には対応しませんでした。

そのため、諸々のメリットを享受すべく、Suica対応のクレジットカードを持つようになりました。

買い物ができるだけでなくオートチャージを設定しておけばチャージの手間も少なくて済み、ずいぶん便利になったと感じたものでした。

その後、モバイルSuicaアプリのサービスが始まったため、モバイルSuicaに移行。

「カード」をかざすタイプのSuicaを使うことはなくなって「うっかりクレジットカード落としたりしたら嫌だな」という不安はなくなりました。

チャージもネットにさえつながれば好きな時に好きな額で行えるようになり、「電車乗る予定ないのに買い物で残高減っちゃった…」と焦ることもなくなりました。

またオートチャージ頼みだと、旅行等で関西などJR東日本のエリア外に出た時にオートチャージが行われず不便でしたが、そこも気にする必要がなくなり、国内旅行が一層気楽にできるようになったと感じました。

新幹線のチケットも事前にネット購入してスマホの必要情報を登録しておけば、チケットの印刷も受け取りも不要でスマホタッチだけで乗降できます。

あとはもう、スマートウォッチで「スマホすらポケットやバッグから出し入れせず、腕を差し出してサッと改札を通る」ことが実現すれば、いうことなしに思えます。

スマホのモバイルSuicaと別にPicxel WatchのSuicaを併用できる?

こちらのページにある情報を読む限り、Picxel WatchにはSuicaを新規発行してスマホのモバイルSuicaと併用することも、スマホで利用していたモバイルSuicaをPixcel Watchへ移行すること、どちらもできるようです。

ただし、実際にPixcel Watchに新規発行しようとするとトラブルが起きる場合が多い模様。

私はすでに、Pixcel Watchとペアリング済みのAndroidスマホでモバイルSuicaを使用中なので、これらの情報に照らすと「Google Pixcel WatchにSuicaを新規発行しようとすると、エラーが起きる」パターンに当てはまります。

まあ、それが本来あるべきでない不具合なら、私が設定しようという時点ではもう解消されている可能性もありますが。

また、これらの情報を確認するなかでわかったのは「Pixcel WatchのSuica設定メニューからはオートチャージの項目がなく、設定不可能」ということ。

ただし「もともとオートチャージを設定済だったモバイルSuicaをPixcel Watchに移行した場合は、それまでの設定通りにオートチャージが機能する」ということもわかりました。

これはなかなか重要な情報。

オートチャージはできないよりもできる方が便利でしょうから、新規発行ではなく、モバイルSuicaを移行する方が、使い勝手が良いのかも知れません。

あと個人的に気になるのが「Suicaグリーン券に非対応」という文言です。

Google Pixcel Watchは「Suicaグリーン券」に非対応

ところで私は「JREポイント」を貯めていて、貯まったポイントは「グリーン券」に交換して使うことも想定しています。

横須賀線のグリーン車車内の様子
横須賀線のグリーン車。普通車よりも空いていて、とても快適でした。

リフレッシュ目的でちょっと遠くまで出かけてみようかな、というとき、普通席でなくグリーン席にすると一気に非日常感が高まって、楽しいんですよね。

乗車中に視界に入る人の数も圧倒的に少なくなって、そのせいかずいぶん落ち着いた気分でくつろげるようにも思います。

JREポイントはグリーン券への交換もできて、利用する距離や曜日によっては通常購入よりお得なこともあるので、たまのちょっとした贅沢=グリーン席利用を自分の中で正当化するのにも丁度いいかな、と…

そんなことを思っている私が、今後モバイルSuicaをGoogle Pixcel Watchに移行して使い始めると、Pixcel WatchのSuicaはグリーン券には対応しないから、そのままじゃJREポイントから交換できるお得なチケットは使えない!となるわけです。

ではこの先、時間ができて「よしちょっとグリーン席で出かけちゃおうかな!」となったとき、私はどうすればいいのか?

たぶん、モバイルSuicaをGoogle Pixcel Watchに移行するときの手順の逆を辿って、Google Pixcel WatchからスマホのモバイルSuicaアプリへ、Suicaを移行すればいいんでしょうね、きっと。

…面倒くさいけど。

「なんだか今日はいいお天気だな、時間もあるし、ちょっと○○行っちゃうか?」なんて時に、この移行手続きをしてからグリーン券の発行手続きもするというのは、だいぶ面倒な気がします。

まあでも、そういう日が頻繁にあるか?というなら、もちろん、たまにしかないんです。

前回グリーン席を利用した時に持ち込んだスタバのコーヒーの写真。春限定の桜柄のペーパーカップ
前回、普通列車グリーン席を利用した時の写真。持ち込んだスタバのコーヒーのカップの柄で、春だったのがわかります。今は秋なのでおよそ半年前。

でもたまにしかないそんな日は、パパっと支度して出かけちゃいたいものでもあり…

・・・・・・

普段の便利さを取るか、たまのリフレッシュ時の身軽さを取るか…

ある種、究極の選択ともいえるように思うんですが、まあ、ひとまずモバイルSuicaを移行してPixcel Watchで使うようにし、仕事その他の予定を見て「ちょっと余裕ができそうだな」と思ったら、あらかじめSuicaをスマホのモバイルSuicaで使えるよう移行しておく、というような下準備をするのが現実的かなと思いました。

ちょっと面倒くさいけど…

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