以前ティファールの「取っ手が取れる」シリーズのフライパン・鍋を愛用していたものの、テフロン加工はどうしてもあまり長持ちしなくて買い替えサイクルが早くなってしまうので、フライパンは鉄製、鍋はステンレス製の、それぞれ他社製品へ乗り換えました。
でもティファールにはティファールの良さがあり…久しぶりにフライパンを購入したので記録します。
ティファールをしばらく買っていなかった理由
以前はティファールの「取っ手が取れる」シリーズを愛用していました。
なんといっても、取っ手が取れるおかげで、洗いやすいしすっきりコンパクトに収納できる。
サイズ展開やセット商品の構成も良く、ちょうど欲しいサイズや組み合わせが見つかる点も気に入っていました。
ただ、日々使用しているとテフロン加工は温度管理とか気をつけているつもりでもどうしても傷んでくるのでそう長持ちもせず、数年以内には買い替えることになります。
個人的には、使い捨てとか短いサイクルでの買い替えはあまり好きではなく、長く愛用できるものの方が好き。
物を捨てるのって、どこか罪悪感があって。
加えて、特にフライパンは、温度管理にあまり神経質にならずに済む方が扱いやすいと思います。
火にかけている間に温度が少々上がりすぎることはどうしてもあるし、使い終わったら熱いままでもさっさと洗ってしまいたいこともあるし…
そんなこんなで、もう何年も前にティファールを”卒業”し、以降、
- フライパンは鉄製のリバーライト社やデバイヤー社のものに、
- 鍋は宮崎製作所の「十得鍋」に
それぞれ切り替えて、買い替えの煩わしさからはすっかり解放されました。
久しぶりにティファールを買ったわけ
最近になって家族が「パンケーキ・ホットケーキ」づくりにハマりまして…
しかし、我が家にあった鉄フライパンだと温度管理が少々難しく、膨らみ具合や焼き色をうまい具合に仕上げるのにだいぶ苦労していました。
そういう面ではやっぱり、ティファールのようなテフロン加工で合金製のフライパンが圧倒的に有利なんですよね。
料理やお菓子作りには腕だけでなく道具の力も重要だし、どんな道具にも得手不得手はあるから、適材適所になるよう使わないと。
そんなわけで今回は、パンケーキ・ホットケーキ専用のつもりで、ティファールの取っ手が取れるフライパンを久しぶりに買った次第です。
直径28cmという大きなサイズにしましたが、普段使っている鉄製フライパン(20cm、26cm)のイメージで手にすると、あまりに軽くてビックリするほどです。
ティファールのフライパンにニトリの蓋が合う…!
ところで、しっかり膨らんだ厚くてふわふわのホットケーキ・パンケーキを焼くなら、蓋もあった方が良いようです。
久しぶりに購入を決めたティファールの取っ手が取れるフライパンは、以前愛用していた頃とは蓋の構造が変わって、つまみ部分が折り畳めてフラットになる仕組みになっていました。
収納のしやすさとか紛失の心配がない点などでは優れていると思うものの、この専用蓋、値段がちょっと高い…
そこで調べてみたところ、なんとニトリの類似商品の蓋が、ティファールにもちょうど合うという情報がありました。
つまみはごく平凡な固定されたものだけれど、その分ずっと手頃な値段。
フラットな蓋の方がかさばらずにしまえて確かに魅力も感じるのですが、蓋一枚のつまみの有無で、鍋やらフライパンやらの本体ほどにかさが変わるわけでもありません。
価格差もだいぶあったので、今回は蓋はニトリで購入することにしました。
そんなこんなで、別々に購入したティファールのフライパンと、ニトリの蓋。
取っ手は、以前から使ってきた取っ手の取れるティファール用のものがまだありそのまま使えます。
組み合わせてみたところ、確かにぴったりです。
蓋のふちの切れ込み部分のサイズまで、ピッタリ合っています。
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しばらく使っていなかったティファールでしたが、例えばもっと年をとったら、鉄フライパンの重さは何かと負担になるかも知れませんから、再度、ティファールへ乗り換えるという選択もありかも知れません。
日々使う道具、「一生もの」とか、「これ一つで何にでも」とか、つい多くを求めてしまったりするけれど、道具選びには柔軟さも必要。そんなことを考える買い物でした。